読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

シルバー民主主義とは何か?

シルバー 政治 民主主義

 

 

最近よく見かけるシルバー民主主義なる言葉、その意味が理解できずにいたところ本日の日経新聞朝刊に次のような解説がありました。

「シルバー民主主義とは、社会保障などで高齢者に重点を置く政治を指す。少子高齢化や若年僧の低投票率を背景に有権者に占める高齢化の割合は高い。」

まさに目が点です。これでは民主主義ではなく、選挙目当てのポピュリズムそのものではありませんか。

民主主義とは何かと大辞林をみると「人民が権力を所有し行使するという政治原理。権力が社会全体の構成員に合法的に与えられている政治形態。ギリシャ都市国家に発し,近代市民革命により一般化した。現代では,人間の自由や平等を尊重する立場をも示す。」とあります。自由主義と平等主義に立脚した個人の権利と義務を尊重する共同体運営の方式でしょう。

してみるとシルバー民主主義なるものの高齢者に重点を置く発想からして平等ではなく、ましてやシルバー共同体が誕生したなど聞いたことがない状況で日本という共同体構成員の合意をも得ずしてシルバー民主主義と名乗るなどとは個人の権利と義務の否定そのものの独裁政治です。そもそも前世紀から国民年金の仕組み自体が破綻していたにもかかわらず何ら解決策も打てず記録喪失などいたずらに血税と時間を浪費しその挙句が年金受給額の世代間格差という構造的問題を常態化させてしまいました。ことここに至るも当事者は何ら責任を取らず失敗の総括も看過する政治状況です。このような間違う事なき失政のツケをポピュリズムで誤魔化されてはなりません。

シルバー民主主義とは世代間抗争を煽動し年金問題の本質を隠蔽するポピュリズムではないでしょうか。こんな国民愚弄のシナリオに乗って国民相撃つ悲劇は絶対に避けなくてはなりません。