bekiranofuchi’s blog

社会を独自の視点で描いてみたいという男のつぶやき。

恥辱まみれの高市外交、こんな首相でいいのか。

高市首相は、来日したトランプ大統領に対して「2026年のノーベル平和賞候補として大統領を推薦する」と伝えたという。宗主国の大統領とはいえ、ここまで持ち上げることは、日本の矜持を損ない、世界にその無定見さを曝け出すものにほかならない。首相は右翼的思想の持ち主であると聞くが、筋金入りの右翼からすれば、万死に値する愚挙と断じられても仕方あるまい。さらに、防衛費予算を前倒しし、本年度中にGDPの2%に引き上げることや、国内では無用の長物にすぎぬフォード車を百台購入するなど、恥辱とも言える屈従的な外交姿勢には、目を覆うばかりである。

挙げ句の果てに、米海軍横須賀基地に停泊する米原子力空母にて、トランプ大統領が米兵を前に演説を行った際、首相はその傍らで歓声に応え、右手を高々と突き上げて飛び跳ねてみせた。その姿は、まるで米国片田舎の無名高校フットボールチアリーダーを彷彿とさせる哀れなものであった。ここまで宗主国に阿諛し、その歓心を得ようとする態度には、たとえ植民地であってもリーダーとしての誇りすら感じられない。

また「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す」とはいうが、外交とは国家目的を達成するための手段にすぎない。国家の理念もビジョンも持たずして、「世界の真ん中で」とは、言葉だけが虚しく響くばかりである。

国の基盤を正し、国家百年の計を宗主国に委ねることなく、国民の安寧に心血を注ぐ政治を希求する。極東の果て、いぶし銀のごとき静かな輝きを放つ外交を、いまこそ取り戻してほしい。