bekiranofuchi’s blog

社会を独自の視点で描いてみたいという男のつぶやき。

リベラルの衰退

リベラリズムの中核的概念をなすのは、自由、個性、社会性、公共利益、進歩、合理性だが、このうち自由と合理性のみを強調するのがニューリベラリズムである。このニューリベラリズムに政治と市場を売り渡したのがアベノミクスといえる。アベノミクスは、株高と雇用増大をもたらしたが、株高の恩恵を受けたのは株式を保有する一部の富裕層であり、雇用増大は非正規雇用比率を増やし人件費低下を享受できた大企業だった。為政者の偏狭な価値観が生み出したアベノミクスは経済成長を停滞させ国民の経済格差を拡大したばかりでなく、アベノマスク、モリカケやサクラを観る会など為政者の横暴を生み社会性や公共利益を損なってきた。その結果、リベラルな理性を蔑視する風潮が社会に蔓延した。今後の政治は沖縄の基地、福島の原発など自国民に対してますます非人道的になり、他国民には戦争を仕掛けるような動向が顕著になっていくことであろう。