物価の高騰が止まらない。
スーパーで手にした卵パック,つい先日までは200円だったが236円になっている。
一カ月足らずで18%の上昇率だ。
レジで支払いを済ませ、帰り道にふと気が付いた。
卵パックは16円の値上げ、それに伴う消費税は10%、消費税額も20円から24円へと増額して支払いをしていた。これは実質的な増税ではないか。
卵パックのコスト上昇の原因は容易に想像できる。それは、生産と販売にかかわる人件費、運送費やら光熱費など多くの諸経費が急激に上昇したからである。
ところが、消費税は税率は変わらないのに、上昇した物価の恩恵を受け税額が自動的に増加している。
一方で物価が下落すると消費税額も減少するから、庶民にとってはデフレが好ましいはず。
しかし、インフレを期待する声の方が大きいようだ。なぜだろうか。