bekiranofuchi’s blog

社会を独自の視点で描いてみたいという男のつぶやき。

国家

「国論を二分する」を考える

高市首相は度々「国論を二分する」政策との発言をおこなっています。 しかし、具体的な政策の説明がなくいままで何のことか分かりませんでした。 それが、ようやく理解できたのです。 高市首相は4月12日開催された第93回自民党大会で党総裁として演説を行い…

国旗損壊罪

「国旗損壊罪」の制定については、自民党と日本維新の会との連立合意書に明記されており、自民党は法制化に向けての議論を3月27日に開始したと報じられています。 これに先立ち昨年10月、参政党は「国旗損壊罪」を刑法改正案として参議院に提出しています。…

今のアメリカ、明日は日本か。

高市首相は、国権の最高機関である国会、その召集日冒頭に衆議院解散を表明しました。 高市首相は衆議院解散の理由として次のように述べました。 「高市早苗が、内閣総理大臣で良いのかどうか、今、主権者たる国民の皆様に決めていただく、それしかない。 そ…

アメリカのどこが日本より優れているのか。

アメリカの底力というより、日本に比べて優れていると思う点を述べてみます。 それは、権力・為政者のアメリカ・ファーストの「戦略的思考」と戦略実行のための「システム構築力」、 社会の「敗者への寛容性・再挑戦の容認」だと思います。 戦略的思考は、国…

成長神話に別離を

経済成長とGDPは、戦後日本の復興と繁栄を語る上で欠かせないキーワードです。日本は戦後の荒廃から立ち上がり、政府が「領土拡大」から「経済拡大」へと国家方針を転換する中、経済成長率を国民の希望と誇りの象徴としました。アメリカの庇護や朝鮮戦争特需…

ベネズエラ攻撃に思う

米国のトランプ大統領はベネズエラを攻撃してマドゥロ大統領を米国に拉致した。 自国の麻薬取締法に抵触するから米国が拘束したという理由らしい。 いっぽう、埋蔵量世界一のベネズエラの石油欲しさが理由だとマスコミは報じている。 この米国の行動に対し、…

「核兵器保有」オフレコ発言に思う

首相官邸の幹部が、記者団を前にしてオフレコで「政府は核兵器を保有すべきである」と語ったという。 この報道に対して高市首相は音なしの構えで木原官房長官は、「個別の報道の逐一についてコメントは控える」 として「政府は非核三原則を政策方針として堅…

恥辱まみれの高市外交、こんな首相でいいのか。

高市首相は、来日したトランプ大統領に対して「2026年のノーベル平和賞候補として大統領を推薦する」と伝えたという。宗主国の大統領とはいえ、ここまで持ち上げることは、日本の矜持を損ない、世界にその無定見さを曝け出すものにほかならない。首相は右翼…

戦後80年、石破首相所感に思う

戦後80年に向けて、石破首相が所感を発表した。 その内容は私が常日頃から私が思っていることと大差のないものであった。 しかしながら、とても新鮮ですっきりした気分にしてくれた。 何故かと考えてみると、過去の首相談話に引きずられた政治的思惑という…

戦後80年、「終戦の虚妄を排す」

特攻に出撃する青年を「俺も後に続くから」と送り出した指揮官が昭和20年8月15日になったとたん「戦後復興に力を尽くすことが大事だ」と言い出す。他人に死を命じながら命を賭した約束を反古にした人間とこれを許容してきた国家、そんな日本が作ってきた戦後…

日本人ファーストと愛国ー何故いけないのか。

日本人ファーストは差別主義だなどとの声に対して「なぜ日本人ファースト・愛国心がいけないのか」という反論が返されています。 この反論の持つ重さ、それはいかなる反論・異論をも抹殺してしまうほど日本人を金縛り状態つまり思考停止状態にしてしまいます…

日本人ファーストと愛国

某政党が掲げる日本人ファーストが若者を中心として日本社会を席捲するかのごとき様相を呈しているようです。 このような自尊活動は結構なことだと思いますが、いっぽうでは自尊と表裏一体をなす「謙虚」を忘れてはいけないと思います。 謙虚は日本人の美徳…

アメリカの凋落

戦後世界をリードしてきたアメリカは崩壊へと向かっているのか。 トランプ関税について、ハーバードビジネススクールのエグゼクティブフェロー、ビル・ジョージ氏は「アメリカは世界75%の信頼を75日で失った」と苦言を呈しました。 トランプ大統領の就…

あの戦争の呼称

昨年、陸上自衛隊第32普通科連隊が Xの公式アカウントにおいて、硫黄島を大東亜戦争最大の激戦地と投稿しました。 「大東亜戦争」の呼称は、真珠湾攻撃から4日後の12月12日に東條内閣が「今次の対米英戦は、支那事変(1937年7月7日勃発)を含め大東亜戦争と呼…

繁栄と衰亡ートランプ大統領に諫言を

衰亡は繁栄の絶頂期にはじまる、デイープシークの出現はパックス・アメリカーナの終わりの始まりになるのであろうか。 トランプ大統領の傍若無人な言動は、まさに近代ブルジョアジーの傲慢さそのものに思える。政治階級への嫌悪感がその象徴であろう。さらに…

ステルス増税

物価の高騰が止まらない。 スーパーで手にした卵パック,つい先日までは200円だったが236円になっている。 一カ月足らずで18%の上昇率だ。 レジで支払いを済ませ、帰り道にふと気が付いた。 卵パックは16円の値上げ、それに伴う消費税は10%、消費税額も20円…

アメリカの民主主義

週間エコノミスト12/31・1/7合併号に一橋大大学院の福富満久教授が寄稿、アメリカ民主主義の特殊性に関するエマニュエル・トッドの論考を紹介している。 今回のアメリカ大統領選では、ヒスパニック系もアジア系もトランプ氏を拒絶しなかったのはなぜかが話題…

日本製鉄のUSスチール買収

日本製鉄によるUSスチール買収は、アメリカ政府は対米外国投資委員会が結論を出せず判断を任されたバイデン大統領は「国家安全保障上の懸念」を理由にして買収の禁止命令を出した。 これに対して日本製鉄とUSスチールは、大統領の買収禁止命令は違法な政治介…

日本は属国か。

私は日本という国はアメリカの属国だと判断しています。 その論拠について述べてみます。 一つ目の理由、政府はなぜマイナカードの普及に血道をあげるのか、その背景にアメリカがあると推測されます。 報道によると「岸田文雄首相は30日午前、米アップルのテ…

日本は衰退する

このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。「日本」という国はなくなり、その代わりに極東の果てに大ウソで塗り固めた虚飾のネオンが灯る無機質で空虚な孤島がポカリと浮かぶことになるのだろうか。 人々は昔から…

麻生元首相のトランプ氏訪問

今朝の大手メデイアは、「自民党の麻生太郎副総裁はニューヨークのトランプタワーでトランプ前米大統領と会談。トランプ氏は、ニューヨーク州の裁判所で行われている元不倫相手への口止め料をめぐる審理の合間をぬって、麻生氏をトランプタワーの玄関口で出…

岸田首相の訪米

そもそも岸田首相は、国家運営や政策構想など政治家としての理念など持たず、ひたすら首相になりたいだけだ、と公言して憚らぬ人。安倍元首相の国葬に際しては「国として葬儀を執り行うことで・・・我が国は民主主義を断固として守り抜くことを示し」「安倍…

「大東亜戦争」は禁句なのか。

4月8日の朝日新聞デジタルは、<陸自部隊の「大東亜戦争」投稿を削除 防衛省「誤解を招いた>と題して、陸上自衛隊第32普通科連隊が、X(旧ツイッター)の部隊公式アカウントで戦没者追悼式を紹介する投稿に「大東亜戦争」という用語を使ったことについて、…

裏金問題と民主主義

自民党派閥の裏金問題はついに岸田首相が渦中の安部派幹部に対する事情聴取を始めた。 その結果として岸田首相がいかなる結論を出すのか断定はできないが、党内の罰則規定に沿った処分、重くても党員資格の停止とか選挙時の非公認に終わるだろうと報道機関が…

成人の日に思う。

ラジオから三連休の天気が云々と聞こえている、そこでようやく気が付いた。 1月8日は月曜日だが成人の日ゆえ土・日曜から続いて3連休となるのだ。 成人の日が1月8日とは何とも居心地が悪い。 かつて成人の日は1月15日と決まっていたはずだ。 腑に落ちない…

Jアラートに思う

Jアラートは正式名称を「全国瞬時警報システム」という。 国が、時間的余裕がない有事の際に、住民に情報を届けるために使われるシステム。 有事を察知した場合、内閣官房が総務省消防庁のJアラート送信システムを使って 主に携帯電話会社と市町村の受信機に…

有事と戦争ー建国の本義を忘れるな

ロシアのウクライナ侵攻に端を発して台湾有事や北朝鮮のミサイルなど我が国の国防議論が活発化しています。そこで気になるのは国防が即戦争に結び付ける論議が大手を振ってまかり通っていることです。 歴史を遡れば、 日本国憲法公布(1946年11月3日)直後の…

国家の恫喝

10月14日の報道によると「河野太郎デジタル相はマイナンバーカードと健康保険証の一体化に伴い紙やプラスチックカードの健康保険証を2024年秋に廃止する方針を発表した。既存保険証の新規発行を停止することで、マイナンバーカードへの置き換えを推し進める…

敗戦と終戦

また「終戦記念日」がやってきます。 「敗戦責任」を不問にしたまま「敗戦」を「終戦」と言い換え戦争の総括を放置してきた国家(そして国民)の「欺瞞」、その結果として歴史認識の継承なき国民国家という「虚妄の国体の生成」。さらに問題の本質を回避する…

安倍元首相の国葬に異論あり。

今朝の産経新聞によると、『岸田文雄首相が14日、参院選の街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相の「国葬」を秋に実施する方針を表明した。昭和42年の吉田茂元首相の国葬以降行われておらず、戦後2例目。 政府内にも慎重論があったが、首相が押し…