bekiranofuchi’s blog

社会を独自の視点で描いてみたいという男のつぶやき。

米国

12月8日の神話

いまから77年前の1941年12月8日(現地時間12月7日)大日本帝国軍は真珠湾に奇襲攻撃をおこない太平洋戦争の幕を切って落としました。 この奇襲攻撃を巡ってはローズベルト大統領が当初から知っていたとするアメリカの陰謀説が広く日本国内に流布しています。…

ゴーン問題は日米安保と相似

日産が倒産の危機を救ってくれたルノーに恩義を感じるのは当然だ。ところがいまやルノーの屋台骨を日産が支える状況。収益力のみならず電気自動車はじめ技術力でも日産はルノーを凌駕している。そんな日産にとりもはやルノーは目の上のたんこぶであろう。 し…

擬制国家に終幕を

昨年NHKが全国の18歳と19歳、1200人を対象に行った世論調査によりますと、日本が終戦を迎えた日について、14%が「知らない」と答えました。 12月8日について質問をしても同様な認知度でしょう。 スマホとSNSに没頭する若者、マネーゲー…

「開戦神話」-対米通告を遅らせたのは誰か-書評

著者は開戦当時小学5年生の井口武夫、外交官。父君は開戦当時の在米日本大使館ワシントン勤務の外交官でした。 フランクリン・ルーズベルト大統領(FDR)は真珠湾攻撃を事前に知っていたが何の行動も起こさず日本を悪者にして日米戦争に引きずり込んだという…

北朝鮮をめぐる地政学的考察と日本の失敗

北朝鮮をめぐる国際情勢の動きは地政学的なアプローチだけでなく地経学的分析も必要だと思います。 まず地政学の本質が領土の征服から接続優位性に変化していることに目を向けるべきです。 先の大戦で明らかになったことは領土征服が必ずしも国益にはならず…

米中関係と「召使」

「中国と米国の関係は正式なものではなく、もちろん結婚ではない。同意の上での同棲ですらない。中国が単に地下室に引っ越してきて使用人として働き始めたようなものだ。そうした関係の危険性は『召使』に描かれている。主人は世間をよく知る人として社交界…

分断と沈黙

米国はトランプ大統領の出現により国内の分断化が、英国はEU離脱によりやはり国内の分断化が危惧されるそうです。しかしトランプやEU離脱が分断化を引き起こしたのでしょうか。そうではなくこのような事象が発生する以前から経済格差の拡大や移民問題など世…

大きな物語の終わり

トランプ米大統領が就任後、初となる首脳会談を英国のメイ首相との間で持ちました。 思い起こせば経済的低迷に陥った自由主義経済圏の盟主たる英米両国がいまから 40 年ほ ど前にほぼ同時期に選出した指導者はサッチャー首相とレーガン大統領でした。 両国家…

天皇陛下の譲位と国体

日本国憲法の第1章は「天皇」です。その第1条(天皇の地位、国民主権)には「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する国民の総意に基く。」とあります。 しかしもっとも重要な第1条に国民の権利・義務や戦争放棄で…

ルート66

カリフォルニアに在住している友人が不慮の事故で亡くなった。まだ松の内のある日、妻と共にトロントにいる娘を訪ねて家の戸口を開けるなり悲報が娘の口から飛び込んできた。 信じられない。 1日前にメールで新年の挨拶を交わしたばかりだった。 同年代の彼…