bekiranofuchi’s blog

社会を独自の視点で描いてみたいという男のつぶやき。

国際政治

ロシア侮れず

今朝のTV報道番組にエマニュエル・トッドが出演していた。司会者がロシアやアメリカはじめ世界情勢についてトッドのコメントを求め、それに対して番組の常連らしい橋下徹と木村太郎が質疑応答する形で進められた。 トッドが国民信頼度や教育成果など歴史人類…

惨事便乗

1.惨事便乗とは。 「人の弱みにつけこむ」という昔からの言葉がある。 これはひとと人との関係における私的な脅迫や略奪行為である。 近頃は、国民や世界社会を対象にして権力が「窮状に便乗して利得を得る」という公的搾取いわゆる惨事便乗型の政治や経済…

アメリカの「ダブル・スタンダード」

アメリカの対外政策は「自国のダブル・スタンダード」(アメリカ・ファーストという国家理念に依拠した民主主義と孤立主義)を、国際機関のなかに植え付ける(embeded)ことに本質があるのではないかと思います。ウクライナ侵攻にともなうロシアのジェノサイ…

アメリカはなぜウクライナを軍事支援しないのか。

ロシアのウクライナ侵攻に関する米国の対応を見ていますと、米国はもはや民主主義の旗手でもなく社会正義の使者でもあり得ません。米国が行ってきたベトナム戦争に始まる他国の戦争や紛争への積極的な介入は、すべて失敗でした。このために多くの若者を失い…

国際連合とは戦勝国家の免罪符か。

2月24日、ロシアは突如としてウクライナへの軍事攻勢を開始しました。プーチン大統領は「我々の抗議に対してNATOは東への拡大を続けている」とNATOを非難し、ウクライナに対して現政権の退陣・非軍事化・中立国化(NATOへの非加盟)を要求しています。ウク…

なぜロシアはウクライナに侵攻するのか

どう考えても一方的で不条理としか思えないロシアのウクライナ進攻。 その背景について、大ロシア主義(昔のソ連邦)の復活だとかプーチンの誇大妄想とか様々な議論がなされていますが、地政学的な見地からの意見は見られません。 そこで、独断と偏見による…

七世紀にあった日中戦争

7世紀の日本には大きな出来事がありました。それは中大兄皇子などを中心とした宮廷勢力が豪族の長であった蘇我氏を滅ぼし大化改新を行ったことです。巷間言われるように、中大兄皇子が蘇我氏を滅ぼさなければならなかったのは単なる権力争いではありませんで…

ロシアからの難民に思う。

先月末に北方領土の国後島から泳いで北海道に渡ってきたとされる ロシア人男性は、札幌出入国在留管理局に対し難民認定申請をしていた ことが明らかになったとNHKが報じています。 入管難民法では難民申請の手続き中の外国人は送還が停止されるため、 当面は…

アフガニスタン政権崩壊

報道によると、 アフガニスタンでは反政府勢力のタリバンが首都カブールを包囲して大統領府を占拠、ガニ大統領は国外に脱出して同政権は事実上崩壊したとのことです。 タリバン反攻を加速させた直接的な原因はアフガニスタン駐留米軍の撤退にあるようです。 …