bekiranofuchi’s blog

社会を独自の視点で描いてみたいという男のつぶやき。

日本

医療崩壊より政治崩壊だ

思うに我が国では医療崩壊を錦の御旗として医療機関からの感染検査依頼さえも抑制、検査の母数を示さぬ客観性のない数字をもって「持ちこたえてる」と独善的な判断で必死にオリンピックの完全遂行を目指していると見えます。これでは人の命と運動会を天秤に…

COVID-19と人災

中国の武漢が発生源とされる新型コロナウイルス=COVID-19ですが、その感染リスクを指摘したお医者さんは中国政府よりデマ騒伝罪に問われ、患者対応により自らも感染して亡くなられたのことです。 彼の指摘を真摯に中国政府が受け止めていれば、ここまで大き…

フットボールはなぜ日本ではうけないのか。

例年のごとくスーパーボールを見ながらフットボールが日本で人気がないのは何故かと思いました。 フットボールの魅力は多々ありますが、ワン・プレイ毎にタイムが止まりその時点での点差と残り時間から最適なプレイ(戦術)を瞬時に選択して勝利への確度を高…

反社会的勢力

今朝の朝日新聞によると、 「政府は10日、首相主催の『桜を見る会』に出席していたとされ問題になった 『反社会的勢力』について、『あらかじめ限定的かつ統一的に定義することは困難』 とする答弁書を閣議決定した。」と報じています。 この記事でまず気に…

東京オリンピック札幌会場は国民の責任

IOCは16日、東京五輪の暑さ対策の一環として、マラソンと競歩を北海道札幌市で実施することを計画していると発表した。そして東京オリンピック組織委員会の森会長は「われわれが駄目だと言えるのか」と見栄を切った。その通りである。 民主主義日本の国…

ようやく動いた北陸新幹線

台風の影響を受け例年より参加者の少ない同窓会が終了し実家に戻ったのはまだ暗くなる前だった。そして13日午後から北陸新幹線は動くだろうとのニュースを微塵も疑わず明日の帰り仕度をして床についた。ところが13日朝のTVに映ったのは水没した長野の新幹線…

関西電力の金品受領問題

関電側では恫喝されたと言う。しかし組織ぐるみで長期にわたり脅されていたという、そのことは組織のコンプライアンス問題ばかりでなく事業そのものが世間に対する疚しさなり表面化できない後ろめたい問題を抱えていたのではないか。しかも動いた金の出どこ…

GSOMIA破棄を驚くのは意外だ。

私が意外に思ったのは貿易管理で韓国は信用できないと判断した日本がGSOMIAを破棄した韓国に驚くということでした。日本が驚いたというのは韓国がGSOMIAを継続することは当然のことだと考えていたからだと思います。もしそうであれば、貿易管理という国家の…

年金の財政検証に何の意味があるのか。

年金制度の仕組みはすでに破産が明白である。 しかし厚生労働省は27日、公的年金制度の財政検証結果を公表した。経済成長率が最も高いシナリオでも将来の給付水準(所得代替率)は今より16%下がり、成長率の横ばいが続くケースでは3割弱も低下する。60歳まで…

強制される忖度

私は飛行機でも鉄道車両でも通路側の席に座るのが常である。通路の空間だけでも息苦しさをいくらか和らげてくれると思うからだ。 これは先日、旅行に新幹線を利用した時の出来事である。 本を読んでいると横に佇んだ初老の男がいるのに気がついた。隣が空席…

財政健全化は必要なのか。

返済不能な債務や毎月の収支が継続的に赤字だと個人生活の継続はできない。 しかし国家の場合は、民間部門と政府部門そして海外部門それぞれの収支があるのだからこの三部門の総収入と総支出が同じであれば国家は存続できるはずである。 そうであれば、 民間…

悪化する日韓関係に思う

たぶん日本の言い分は正論なのであろう。 しかし正論を貫き通さんがためいささか礼節を欠いてはいないだろうか。 かって自由と民主主義というあたかも正義を装う看板を表に掲げながら裏では植民地化政策を巧妙に進めたのが欧米列強の外交であった。そんなダ…

品性ある国だった日本

第一次世界大戦に勝利した連合国の一員として大日本帝国は1919年パリ講和会議に出席して人種差別撤廃を提案しました。ちょうど100年前のことです。 しかしイギリス、オーストラリアが強力に反対しアメリカも中途半端な対応をしたので提案は拒絶されました。 …

自衛隊の違憲論議に思う

私は憲法論議の前に国家ビジョンがあるべきとの意見ですので多くの皆様とは基本的スタンスが違います。(内外の情勢変化と周囲環境に合わなくなった家を修理改善するのではなく家そのものを立て直す) 現行憲法は日米安保条約、日米地位協定の実態的な下位法…

戦後民主主義の命日に流れる唄がない。

白内障の手術が終わり不自由な片目を開けて病室の天井を見つめていると静寂な夕暮れの窓外に雨音が聞こえてきました。電気スタンドの明かりを消して眼を閉じると耳もとに西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」がかすかに聞こえてくる気がします。昭和35…

日本をどういう国にしたいですか?

まず「日本をこういう国にしたい」というテーマは国家のあるべき姿すなわち理想像を語ることと私は理解します。 その前提として、そもそも国家は自主独立した主権を持つ国家でなくてはなりません。 ところが日本の現状は首都の制空権さえままならぬ国家主権…

国会閉会で安倍総理の空虚な記者会見

今日は国会の最終日でした。 参院選を前にして安倍総理の口から「消費税増税を延期する」との一言が飛び出すのではないかと期待していましたが、淡き夢でした。 国会を終え参院選を前にした安倍総理の記者会見をラジオで聞いていました。 年金や憲法を参院選…

反日がどうしたというのか。

そもそも高度な諷刺や諧謔には分からないものには分からないという拒絶を含有している。国家ビジョンなき為政者に否定的な姿勢を取り率直な疑問を呈して何が問題なのか。かって江戸の町人たちは首を賭けて権勢を誇る将軍すら嘲笑の対象にした。それが粋とい…

秋丸機関を知っていますか。

「秋丸機関」について 戦前日本の最高頭脳を集めたと言われるシンクタンク 名称 陸軍省戦争経済研究班 設立 昭和15年1月 目的 「陸軍省経理局長の監督の下に次期戦争を遂行目標として主として経済政策の見地より研究」し「その成果を陸軍大臣に報告し参謀総…

法治国家と義務教育

カナダに住む娘が一時帰国をすることになりました。娘はこの機会に長女を日本の小学校に体験入学させようと計画しました。二人とも日本とカナダの二重国籍を持っています。そこで事前にカナダから日本の小学校に連絡を取り必要な書類など準備万端整えて二人…

二・二六に思う。

二・ニ六事件から83年目の2月26日がやってきました。 近ごろ思うことですが、あの出来事は失敗に終わった軍部クーデタ事件などではなく日本の針路を方向づける大きな岐路であったのではないかということです。 その理由は、二・二六事件の本質とは軍部クーデ…

北方四島の問題。

ソ連(ロシア)による日ソ中立条約の一方的破棄と北方領土問題をを短絡的に因果関連づける。 これがおおかたの日本人の心情ではないでしょうか。 しかし私は次の様な理由から別個の課題であると思います。 1.中立条約について。 中立条約を無視したソ連(ロ…

北方四島について。

北方領土問題について大前研一氏の気になる論説を目にいたしました。 「北方4島について、日本政府はずっと国民を騙している」というものです。 要約しますと、以下のようなものです。 ・日本敗戦後にソ連(今のロシア)が北海道の分割を要求した。・そこで…

日本は衰退する。

ローマ共和制国家、マヤ都市国家、ソビエト共産国家、名誉革命以降のイングランドなど輝かしき繁栄を歴史に刻んだ国が衰退した要因は何か。それは収奪的な政治制度(権威主義、独裁的)と収奪的な経済制度(高賦課税、中央指令型計画経済)である。さらに為政…

12月8日の神話

いまから77年前の1941年12月8日(現地時間12月7日)大日本帝国軍は真珠湾に奇襲攻撃をおこない太平洋戦争の幕を切って落としました。 この奇襲攻撃を巡ってはローズベルト大統領が当初から知っていたとするアメリカの陰謀説が広く日本国内に流布しています。…

擬制国家に終幕を

昨年NHKが全国の18歳と19歳、1200人を対象に行った世論調査によりますと、日本が終戦を迎えた日について、14%が「知らない」と答えました。 12月8日について質問をしても同様な認知度でしょう。 スマホとSNSに没頭する若者、マネーゲー…

甲子園大会はナショナルな祭事だ。

お盆と敗戦記念日にまたがるこの期間に夏の高校野球は開催されます。日本の8月は6日、9日、15日です。日本人が祖先や故郷そして祖国に想いを致す時季なのです。そのような感傷的な季節だからこそ、科学的で経済合理性過多の日常から抜け出したいのです。灼熱…

昭和天皇は平和主義者なのか。

昭和天皇は、いつも分限とか格好にこだわり国民心情とくに貧者や弱者への洞察と寛容に欠けた小心狭量な人物であったと思います。そして決して立憲君主主義者でも平和主義者でもなかったといえます。 以下にその例を挙げてみます。 人事介入 1939年、阿部内閣…

沖縄県知事かく戦えり

平成最後の夏に翁長沖縄県知事が亡くなられた。 オール沖縄のスローガンを掲げて前知事を破り沖縄県知事に就任してから約4年。まさに孤軍奮闘そして獅子奮迅の政府との闘いであった。日本全土の0.6%に過ぎぬ沖縄の土地に在日米軍基地の70%が配置されている。…

FIFAポーランド戦に美しい日本の終焉を見た

終盤に至るや見るに耐えない含羞なき同胞の球回し。「勝てば官軍」というが、勝ち敗けの前に道理がある。身を呈してでも道理に殉ずるのが清廉な日本人であったはずだ。相手チームに対する礼節を欠いた身勝手な行為はけっして容認できるものではない。そもそ…